連載コラム「カスピ海ヨーグルト通信」

連載コラム「カスピ海ヨーグルト通信」

2016年8月19日

「カスピ海乳酸菌(クレモリス菌FC株)」で健康ライフ

カスピ海乳酸菌(クレモリス菌FC株)の最大の特徴は、このねばりです。

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これは、クレモリス菌FC株が産生する「ねばり成分EPS」によるものです。
EPSには、様々な健康効果が期待されており、カスピ海乳酸菌(クレモリス菌FC株)の「食後の血糖値上昇をゆるやかにする」というものがそのひとつ。
カスピ海乳酸菌(クレモリス菌FC株)を糖質とともに摂取すると、食後の血糖値の上昇が緩やかになったという研究結果が報告されています。

ねばり成分EPSは、ヒトの消化液で分解されないので腸まで届き、食物繊維のように働くことで血糖値の上昇を抑えると考えられています。

では、食後の血糖値上昇がゆるやかになると、なぜ健康に良いのでしょうか?

まず、血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の量を表しています。
私たちが食事をすると、摂取した糖が腸で吸収されて血液中に移行し、血糖値が上昇します。
血糖値が上がると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
このインスリンの作用で、糖が血液中から細胞に取り込まれてエネルギーとして利用され、血糖値が下がるのです。
実際にはもっと複雑なのですが、簡単に言うとこういう仕組みになっています。

糖質を一気にたくさん食べた時など、血糖値が急上昇すると、それを処理するためにインスリンも急激に多量に分泌されます。
この急激な血糖上昇やインスリンの過剰分泌の状態が、肥満や、糖尿病・高血圧などの生活習慣病、動脈硬化を招くと考えられています。
ですので、食後の血糖上昇をゆるやかにします。

血糖値の上昇を抑えるためには、食生活で注意したいことがあります。
1つ目は、ゆっくりよく噛むこと。
早く食べると、満腹になる前にたくさん食べ過ぎてしまい、血糖値も急上昇しやすくなります。早食いのくせがついてしまっていて、ゆっくり食べるのが難しいという人は、大きめに食材をカットしたり、食物繊維が多い食材を使ったりすると、自然と噛む回数が増え、ゆっくり食べられます。

また、食べる順番を変えることも有効です。
空腹時に糖質の多いご飯やパンなどをいきなり食べると、糖質が急速に吸収されて、血糖値が急上昇し、インスリンも多量に分泌してしまいます。
野菜やきのこ、海藻などに含まれる食物繊維には、糖の消化・吸収を遅らせる作用があるので、これらを含むおかずを食事の最初に食べ、そのあとにお肉やお魚などのたんぱく質を含むおかず、最後にごはんやパン、デザートなどの糖質を含むものを食べるようにしましょう。

そして、主食はできるだけ精製度が低い素材を使ったものを選びます。
白米よりも胚芽米や雑穀ごはん・麦ご飯、白いパンより全粒粉パン胚芽パンのほうが、血糖値の上昇がゆっくりなので、おすすめです。

これらの食生活のポイントを抑え、血糖上昇を抑えてくれるカスピ海乳酸菌(クレモリス菌FC株)をうまく取り入れるとより効果的だと考えられます。

血糖値を上げすぎない朝食の献立の一例をご紹介します。

 

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海藻やきのこ、豆類といった食物繊維が豊富な食材の入ったサラダ。
ポン酢とカスピ海乳酸菌で作ったヨーグルトを1:1で混ぜたドレッシングをかけて、食事の最初にいただきます。

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そのあと、スクランブルエッグを食べ、雑穀や胚芽の入ったパンとデザートを最後に。

デザートは、食物繊維やミネラルが豊富なナッツとドライフルーツを入れたカスピ海乳酸菌で作ったヨーグルトです。

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カスピ海乳酸菌で作ったヨーグルトは、酸味が少なくマイルドなので、砂糖を加えなくても、ドライフルーツの甘味とナッツのコクで満足感が高いデザートになりますし、血糖の急上昇も抑えてくれます。

このように、厳しい食事制限をしなくても、ちょっとした工夫で血糖値の急上昇を防ぐことが可能です。
生活習慣病予防には、正しい食生活、適度な運動、禁煙などが不可欠です。
カスピ海乳酸菌(クレモリス菌FC株)は、より健康的な食生活をサポートしてくれるので、ぜひ食卓に上手に取り入れてくださいね。

河埜玲子(こうの・れいこ)近影

河埜玲子(こうの・れいこ)

医師・料理家・キッズ食育トレーナー。「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、簡単・美味しい健康レシピで、食の観点から予防医学を家庭に広げていくことをテーマに活動中。

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